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2005年10月31日

お題目: 『 IDE交換ユニットにて 』

巷で利用が広がっている、IDE HDD用取り替え装置。別名MobileDock。
このユニットを使用していることにより質問が多いのがこの質問。
「パソコン動作中に取り替えが出来るか」
「スタンバイ/休止中に取り替えが出来るか」
答えは、どちらもできません。
なにしろ、MobileDockには信号変換するような基板はありません。コネクタ形状を変更しているに過ぎません。
IDEホストの性質上、電源が入っている状態ではHDDの抜き差しはできません。
スタンバイ/休止に関しては、電源の関係の加えシステム側の関係があります。この場合は、システム側がIDEバスの管理を行っています。スタンバイ/休止から復帰した場合、存在するはずのデバイスがいなくなっていることになり、システムはダウン(ほとんどの確立でハングアップ)します。

まあ、ホットプラグをサポートするようなソフトウェアはありますが、基本的にほとんどのMobileDockメーカは推奨していないでしょう。

ついでにいうなれば、MobileDockに関して、IDEケーブル長が若干延長されることも考慮するようにしましょう。
通常IDEの規格では、市販のIDEケーブルで直ぐにデバイスがつながることを想定し規格策定されています。
MobileDock内部に最大で10cmほどのケーブルが延長される形になります。
この数cmの影響でデバイスを認識しなくなることもあります。この場合は、なんとも出来ませんので、IDEケーブルを短い物に変えるしか方法はありません。
これをなんとかしろとMobileDockメーカーへ怒鳴り込んでもなんともできません。
電気信号はケーブルの品質も大事ですが、長さによっても影響を受けやすい物なのです。

MobileDock導入時のトラブルは多少とも発生することを肝に銘じて、導入されることを切に願うしだいです。
その絡みでは事前にMobileDockメーカーへ確認しておくのも良いかと思います。





投稿者 ひまつり : 2005年10月31日 14:30

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この文章観て、ギョっとしたひとは気にしないでください。(^^;

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