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2009年11月12日

お題目: 『 自分が「唯一神」のような考えをもつ技術者/エンジニア 』

自分の思想をもつことは良いことだとは思いますが、その思想を他人に押しつける
(「俺がこう思うので、こうであるべきなのだ。ソレを実行しないのは完全に間違って
いる」)のはどうでしょうか。

ということなんですがね。(汗
まあ、違ってる方向へ行ってるという前提であれば、修正させる提案程度ですよ。
強制修正させるのは、捻れ国会並?の摩擦を生じさせるだけです。
相手を納得/説得する努力を行い、修正を促すということくらいはしたほうが良いかと
思いますね。
えー、ここまでは個人間の話ですが。企業/組織内での話に移すとどうなるでしょうか。
物事(プロジェクト)として、ある程度の指針をたて、それに微調整をしつつ、プロジェクト
終了へと進めていきます。
立ち上げの段階での物言いであれば、受け入れられると思いますが、プロジェクトが走り
出してからの物言いを行うということは、かなりの労力と弊害が発生します。
また、走り出したプロジェクトには、資金投入もありますので、路線変更となると、
さらなる資金投入が必要となります。
そんな、のろのろ/うろちょろな走り方では、プロジェクトはいつになっても完成しません。

締切も近いのに、締切前に確認を依頼して、依頼した分はこなすが、さらなる変更を
かけ再検証を行う事態も発生します。ここら辺は、きちんとスケジュールは守って欲しいところです。

さて、最後。企業/組織と個人(ユーザー)の話です。
一般的、通常的にもクレームというやつに発展します。企業としてはこれ(決定された
プロジェクト)で走った結果、製品化されたものです。
ユーザーが、その製品化したものを購入し、問題が発生するも、企業側の検証では再現しない。
この事態に対して、企業責任を言い出す人です。いわゆるクレーマーです。
まあ、株主や筆頭株主、出資者なら会社方針に口出しする権利がありますので、方針について
物言うことは出来ます。100%遂行しないといけなくなります。(ある意味)
購入者は、あくまでその製品を購入しただけに過ぎず、問題が生じたから、問答無用で
不具合を認め、謝罪などのコメント開示せよというものです。(実例)
パソコン関係の製品ですので、100%互換性をもたせて設計することは、ほぼ不可能です。
製品化後も新規格などで部品が変わっていきます。それを完全にフレキシブルにより、
安定したものを提供することは不可能です。メーカーとして努力はしますが。
企業方針にもの申すというユーザーは、意見としてはありがたいですが、強制する(実行
せよ)と言われると、社長(筆頭)へ内容証明でも送って対応させればいいのでは?と思います。
一相談窓口で「ギャーギャー」言っても、あんまり効果はありませんよ。
「クレームが届きましたので、こう対処しました」としか記録されませんし。反映するかは
上層部でおこないますし。
該当者は、ごく一部の組合せで起こる問題に対して、「リコールせよ」ですからね。
割合的には、1%も行きませんね。実際。
(ちなみに、このクレームの人、エンジニアと言ってますがね。実際どうだか(苦笑))

私個人が、不具合を被った場合、一応メーカーへ問い合わせます。しかし、起こってる
問題を解消してくれればいいので、企業方針については一切物言いしません。
問題を解消できなければ、そのメーカーのものを今後、買わなければ良いだけですから。

長々と書いてますが、スミマセン。だが、深くは反省してない。

偶然、読んだ方は、何かしら言いたい/反論したいことがあるかも知れませんが、単なる
私の愚痴ですので、この記事に限ってはコメントとTBは不受理設定とさせていただきます。





投稿者 ひまつり : 2009年11月12日 07:39